イラストを描き始めた頃
自分
と、悩む時があります
先に結論からいくと
ただ、せっかくなら「クオリティが高い」イラストで注目を集めたいと言うのも、クリエイターの性だと思うので
今回は初心者向けだけど、プロになってからも役立つ情報が載ってる本を紹介します
目次
1:ラフ・パース用
アニメ私塾流 最速でなんでも描けるようになるキャラ作画の技術
アニメ私塾流最速でなんでも描けるようになるキャラ作画の技術 DVDビデオ付き! [ 室井康雄 ]
はい、これはもう外せないといっても過言ではないくらいお世話になった本です
「君の名は」の新海監督が帯を書かれているほどの著書で、中身の一部は
こんな感じで、段階的にスピード感をもって作画の仕方を説明してくれています
これを元に実際に作成した作品がこちら
この本の中にあった、メガネの描き方が個人的には非常に参考になりました
たった数行しかメガネのこと書いてないんですけど、立体感をだすきっかけになりました
ただ、基本的にはスピードペイントって感じなので、イラストの作り込みに関しては、ほぼ記載がありませんので
超入門マンガパースと背景の描き方の教科書
超入門これなら描ける!マンガパースと背景の描き方の教科書/中村仁聴【1000円以上送料無料】
先ほどの最速キャラ作画の本でも、パースに関しては載ってるのですが
こちらは、マンガパースなので、物語に合わせてシーンをどう作るかをしっかりと書いてくれています
この本の後半からは、学校のシーンに合わせた効果的なパースについて書いてくれていますが、イラストだけの人にとっては、そこまで必要ではないかなとなったのですが
前半だけでも、パース初心者にとっては勉強になる情報が満載です
特にイラストに立体感をだすために必要な、遠近法に関して
ちなみに、この本を読んで初めてパースを考えて描いたものがこちら
線がガッタガタですが
2:塗り用
グリザイユ画法&エフェクト完全マスターブック
グリザイユ画法&エフェクト 完全マスターブック [ 天領寺セナ ]
塗りに関しては、この本を擦り切れるまで読んだ気がするぐらい使った本です
基本的にClip studio用と書いてますが、Procreateでも通用するので、その辺はご安心を
イラスト自体は5、6枚とかなり少ないんですが
その分1枚1枚にしっかりと解説がつけてくれているので、予想以上に濃厚な1冊だと思います
特に、髪の毛とか、服の膨らみとかのグラデーションの付け方は参考になります
それを元に描いたのがこちら
あと、おまけに炎とか雷のエフェクトについても描いてくれているので、慣れてきたらそう言うのにも手を出してみるきっかけになるかもです
美少女イラストのリアルな肌の塗り方
女性イラスト描くのが苦手な人、必見です
と言いつつ、自分自身が一番苦手だったので購入してみたのですが・・・
基本的に、「厚塗り」「ブラシ塗り」「水彩塗り」
のように、境界線をボカして描くのに向いてる本だと思いますが
アニメ塗りのように、シャドウとベースがはっきり分かれるイラストにも使えると思います
下のイラストの首元らへんは、この本の情報を元に描いてみたものです
イラストレーターは、イラストが見られてなんぼだと思いますので
注目を集めるためにも、肌一つとっても作り込みが必要な場合があると思います
3:合成
フォトバッシュ入門
フォトバッシュ入門 CLIP STUDIO PAINT PROと写真を使って描く風景イラスト
そのやり方をしっかりと教えてくれているのがこちら
正直、実際にやってみるまで
kenny
と半信半疑な自分がいましたが
実際にやってみると、こんな感じの作品がびっくりするぐらいの速さで出来るようになります
この作品にかかった時間で言えば、2時間です
もしこれを1から作れと言われたら、もっと時間がかかってることと思います
写真加工で作る風景イラスト
写真加工で作る風景イラスト/さけハラス【合計3000円以上で送料無料】
正直さっきのフォトバッシュ入門があれば、フォトバッシュについてはわかるのですが
この本を選んだ理由は
人物と背景をなじませる練習になるから
です
と言うのも、フォトバッシュ入門は確かに勉強になるのですが、人物メインでやってきたイラストレーターが背景込みで納品しないといけない場合に困る時があります
この人物と背景のなじませ方がわかると、フォトバッシュだけでなく、あらゆるイラストで合成する技術が向上します
例えば、人物はシンプルでも、いろんな素材と混ぜて作品を作ることも可能になります
まとめ
かなり厳選して
ラフ用の本・塗り用の本・合成用の本を厳選させてもらいました
どれも、確実にイラストの仕事で使う技術になりますが
この他に付け加えるとしたら
かと思います
もし、描いて自信がついて、こんなアイコンとか似顔絵が描けるようになったら
ココナラとかで実際に稼いでみるのもありです